私を構成する42枚をやってみました。

 私を構成する42枚という自分の好きなCD、アーティストなどをまとめた画像をSNSで見ていてとても楽しくて、自分でも作ってみました。


 作ってみたら予想どおりとても楽しくて、あっという間に時間がとけていきました。
 自分が10代から20代を中心に影響を受けたアルバムで、各アーティスト1枚にしぼりました。
 そのときの気分や時期によって入れ替わりますが、一番上の10枚がおそらく不動の10枚だと思います。
 アーティストごとにどのアルバムにするか相当悩んだり、42枚が多いようで少なくて、泣く泣く外したアルバムもたくさんあります。(そのアルバムも紹介したい。。)
 ジャンルごと、国ごと、年代ごと、考えはじめると、止まらないです。

 私を構成する42枚の作成方法ですが、こちらのサイトで作成をしています。
 Topters 2: last fm collage & album chart maker

 左上の「Album,artist, or URL」にアルバム名やアーティスト名を入れると、下にジャケットが出てきますので、それをクリックして、右側の枠にドラッグをすることで、作ることができます。
 「show options」をクリックすると、アルバムタイトルを入れるかどうか、アルバム枚数何枚にするか(最大144枚までできます。)など設定できますので、よかったらみなさんもやってみてください。

アルバム紹介(上段から左→右の順になります。)(一言コメント随時追加中です。)
AC/DC「AC/DC Live」
 高2の冬、友だちと少し遠くの街に電車で行った時にタワレコで買った。AC/DCで初めて買ったアルバムがライブアルバムで、このあと聴いたスタジオ盤はなんだか物足りなく感じた。熱量がものすごい!
Atari Teenage Riot 「60 Second Wipeout」
 ノイズまみれのデジタルハードコア。それまであんまりデジタルサウンドを聴いたことがなくて、出た当時、タワレコでたくさん並んでてどんな音なんだろうとわくわくしたのを覚えてる。大学卒業後、悶々としていた時にイヤフォンで爆音でよく聴いた。今でももやもやした気分の時によく聴く。
BABYMETAL 「BABYMETAL」
 メタルの魅力に改めて気づかされ、自分をメタルに引き戻した主犯格。2014年の武道館2Daysが楽しすぎて、ライブによく行くきっかけにもなった。かわいく、楽しく、かっこよく、激しい。
Carcass「Heartwork」
 デスメタルはボーカルが苦手だったり、歌メロディが感じられなくてずっと手を出さずにいたけれど(高校の時にIn Flamesを友だちから貸してもらって聴いてもらった時もわからなすぎてそのまますぐに返却)、20代前半、名盤といわれるアルバムを集中して聴いていた時期に、このアルバムも推薦されていて。おそるおそる聴きはじめた1曲目のギターソロがあまりに美しくて耳を奪われて、以来ずっと聴き続けている大好きなアルバム、バンド。デスメタル、グラインドコア、ブラックメタルなども聴くことができるようになったのは、このバンドがあったからこそ。(In Flamesの借りたアルバムも買い直して今ではお気に入り。)今年、初ライブに行って、その時の1曲目がこのアルバムの1曲目で、初めて聴いた時のことを思い出して、テンションがすごく上がった。(掟ポルシェさんももちろんいた!)
The Flaming Lips「The Soft Bulletin」
 いろんな音がこれでもかと積みこまれていて、情報量が過多で、でも一切無駄に感じられず、音に必然性が感じられて、頭の中がどういう仕組みになっているんだろうと、聴くたびに常に発見がある。音の万華鏡。
The Hellacopters「Supershitty to the Max!」
 アルバムの1曲目が「(Gotta Get Some Action)Now!)(和訳:今すぐ行動を起こせ!)」で、聴くと「とりあえず、今すぐやってみようぜ!」と喝が入る。デビューアルバムの1曲目はそのバンドが好きになるかどうかかなり重要な曲になると思うのだけれど、このアルバムの1曲目は自分の中で大成功すぎて、バンドもずっと大好きだし、悩んでいるとき、迷っている時に聴いて、よくお尻を蹴飛ばしてもらう。
Husker Du「New Day Rising」
 タイトルから自分の中で勝手に”夜明けのアルバム”に位置づけていて、聴くとエネルギーがもらえる。実際、ざらついた厚いギターサウンドの壁からメジャーコードの甘いメロディが溢れ出すところはいくつもの光のようで、自分の思いもまんざら間違いではないと、勝手に思っている。
Jim O'rourke「Eureka」
 ジャケットのインパクト!タワレコでアルバムジャケットを見て「かわいい!」、間違いなく自分の好きな音だと確信してジャケ買いした。その自分勝手な期待をまったく裏切らず、20年以上聴き続け、アルバムを集め続けている本当に大好きなアーティストのひとり。「Eureka」が映画「Eureka」の主題歌で宮﨑あおいの確かデビュー作。宮﨑あおいも映画を見て以来、ずっとファン。
KISS「Alive!」
 高2にあがる前の春休みに聴いて次の日、発熱し寝込んでしまったのは風邪のせいか、このアルバムのせいだったのか。歌舞伎のようなメイク、怪獣のようなコスチューム、おどろおどろしい雰囲気、自分にとって好きな要素しかなかった。それでどんな極悪サウンドかと思うと、スタジオアルバムは案外上品で、キャッチーなロック。でもライブになると途端に野蛮になって、熱量、パワーがすごい。(後年、かなりスタジオでいじったと知ったけれど。)ギターのエースフレーリーのフレーズとトーンが大好きで、この時期の彼の手には魔法が宿っていたと思う。
perfume「⊿」
 「GAME」も大好きだけど、大名曲「love the world」が入っているので「⊿」、でも「GAME」には「チョコレートディスコ」が入っているし、と永遠に悩み続けることができる。ピコピコサウンドに加工された無機質なボーカル、シンクロしたダンス、初めて見て聴いた時に、これが近未来の音楽かって思った。無機質なんだけれど、機械的ではなく3人の温かみが感じられて(特にライブでのMC)、そこもとても好き。「ポリリズム」前後、まだそこまで爆発的に売れてなくて、車で聴いてたら売れないアイドルってバカにしてた元彼女、彼女たちはこんなに人気になったぞ!。2008年サマソニで観てたら雪崩が起きて横倒しになったのはいい思い出。
Aerosmith「Get a Grip」
 高3のときにほんとによく聴いて、朝の目覚まし代わりにタイマーで流していた。大学1年の時に横浜アリーナでライブがあって、それまで見たライブ会場で一番大きくて、あまりにステージが遠く拍子抜けしたのも今となってはいい思い出。ジョーペリーがかっこよくて大好きで、ジョーペリーモデルのレスポールを持っている。
Deafheaven「Sunbather」
 ブラックメタルミーツシューゲイザー。ブラストビート、トレモロギター、うなり声、音がキラキラ光っている。傑作。ジャケットもとても好き。2010年代以降で一番好きな音かもしれない。
Deep Purple「Purple Chronicle」
 高校受験の時、音楽禁止令が出て、解禁になって買ったボックスセット。
Guitar Wolf「Jet Generation」
 ロックンロールの衝動、野蛮さがつまっている。Guitar Wolfにしか出せない音、世界観、ライブ、センチメンタルで甘酸っぱいところ、どれも魅力的。セイジさんの好きなものを思いっきりつめこんだと思われる歌詞が心を刺激する。ずっと聴き続けていると耳も疲れるけれど。「UFOロマンティック」も大好き。
The Jam「In the City」
 大好きなアーティストPaul Wellerの原点。リッケンバッカーの音が最高。
The Jon Spencer Blues Explosion「Acme」
 ギター、ボーカルのジョンスペンサーのことが大好きで、ジョンスぺで一枚選ぶとするとこのアルバム。真夏に買ってよく聴いたから、聴くと風がなくうだるような暑さを感じる。大学で仙台にいた時に松本にライブできたらしく、しかも松本市社会文化会館、今の浅間温泉文化センターでそのことが信じられない。ジョンスぺの、子どもたちの送迎はジョンスぺがやっているという話やドラッグ中毒が友だちを救うために一緒に前身バンド「Pussy galore」をしていたという人間味あふれるエピソードが大好き。
Maison Book Girl「image」
 第一期Bisが解散し、それぞれのメンバーがどんな活動をやるのか注目してた中で、コショージメグミがサクライケンタさんとbook house girlをやるというのを見て、グループ名いいな、面白そうと思って。メンバーの矢川葵ちゃんにひとめぼれ。サクライさん、矢川葵ちゃんをグループに引っ張ってくれてありがとう。変拍子の多様、現代音楽とポップスの融合、とっつきにくい音楽だと思うのだけれど、メンバーのキャラや仲のよいやりとりといった要素もとても楽しくて、最初から最後までずっと好きでい続けた、甘くないアイドルグループ。コロナによって最後のライブに行けなかったのは本当にくやしい。矢川葵ちゃんはソロとしてFANCY LABOとして現在活動中。
Rancid「...And Out Come the Wolves」
 初めてパンクがかっこいいと思ったアルバム。このアルバムを聴く前にこのアルバムの後に出た「Life Won't Wait」というアルバムを聴いたけれど、スカ、レゲエやダブなど、自分がパンクだと思っていた音と違いすぎて、曲のスピード感も物足りなくてピンとこなくて。そこで聴きやめなくて本当によかった。(The Clashを経た今では「Life Won't Wait」も好き。)以後、The Ramones、The Clash、The Jam、Discharge、G.B.H…とパンク、ハードコアも聴くようになって、聴く音楽の幅が広がった。
Spiritualized「Ladies and Gentlemen We Are Floathing in Space」
 音の洪水。ヘッドフォンで聴くと、轟音の只中で漂っている気持ちになる。ギター、ボーカルのジェイソンピアースは恋人だったケイトラドリーをThe Verveのリチャードアシュクロフトにとられて、それがきっかけでけっこう病んでしまったらしく、その話を聞いてからThe Verveは嫌いだったけれど、2008年のサマーソニックでThe Verveを見て初めて聴いて、かっこいいなと思いそれから聴くようになった。ちなみに同じ年のサマソニにSpiritualizedも出ていた。
The WiLDHEARTS「The Best of The WiLDHEARTS」
 20代前半、一番聴いて、一番影響を受けたバンド。あまりに何回も解散、再結成をくり返しているので、さすがに・・・と思うことがあるけれど、新譜が出たら楽しみにしてしまうし、ライブも行きたいなと思う。
でんぱ組.inc「WORLD WIDE DEMPA」
 キャッチーでテンションが高く、ハッピーで楽しい気持ちになる合法ドラッグ。音、歌詞が耳に新鮮すぎて、買ってしばらくはこのアルバムばかり聴いていた(itunesの再生回数が確か1万回を超えててびっくりした記憶がある)。松本でのライブに行ったときに、ねむきゅんがのどを痛めていたのか、声が出せなくて、みんなからからかわれてて。それももう10年以上前の話ということにめまいがする。同じ年のBiSのライブでプールイがインフルエンザでこれなかったのもちょうど10年前だった。
bloodthirsty butchers「未完成」
 1曲目の「ファウスト」が大好きなので。ジミー大西の描いたジャケットもインパクト大。
Buono!「The Best Buono!」
 ピザーラおすすめ!のCMを見て気になって調べて聴いたらハマる。ももちは最強のアイドル。
Iron Maiden「Best of the Beast」
 10代後半、(自分にとっての)第1次メタル期、ボーカルがブレイズベイリーでいろんな雑誌でかなり叩かれていて手が出せなくて、30過ぎてからの第2次メタル期に、ポールディアノの時代を聴いて「あれ、かっこいい」、ブルースディッキンソン時代を聴き「あれ、かっこいい」、ブレイズベイリーを聴き「全然ありじゃん」と思い、聴かずにいたことをひどく後悔。今年、ようやく初ライブに行く予定。
Johnny Thunders「So Alone」
 東京に引っ越して初めて買ったCD。音がジャケットからにじみでている。
JUDY AND MARY「The Power Source」
 ピンク色のケースのアルバムといえば、このアルバム。大学3年の時に運よく東京ドームでのライブのチケットが取れて、友だちと行ってライブ後、ラーメンを食べながら感想を言い合ったのが楽しくて、ライブ後はラーメンという決まりはおそらくこの時にできた。あの時、グッズを買って入れてもらった紙袋が確かAXIAのカセットテープのジュディマリの広告が入った紙袋で。そんなに遠くないことのように思うのに、ずいぶん前のことで色々変わったなぁと感じる。
The Mad Capsule Markets「Digidogheadlock」
 10代後半、初めて聴いた時、何もかもが新しすぎて頭の中で情報が処理しきれなかった。聴いていてスカッとするスポーティな音。
Metallica「Metallica」
 98年の日本武道館公演。仙台から新幹線で東京に、不安でおどおど、きょろきょろして電車を乗り換えながら、黒いTシャツの人々がナビになって無事に会場に辿り着けた。ラスト、アンコールで「Battery」をやっている時に帰りの新幹線の時間で泣く泣く会場を後に。あの時の異様な盛り上がりは忘れられない。
Thee Michelle Gun Elepant「Gear Blues」
 アベさんに続き、チバさんまで。音、ファッション、たたずまいがトータルで最強のアルバム。
Mr.Big「Lean Into It」
 90年代半ばに中学、高校時代を洋楽を聴いて過ごした人はほぼ通ったのでは。Bon Joviと共にすごく人気があった。
Number Girl「SCHOOL GIRL BYE BYE」
 長いのに無茶苦茶ワクワクする最高のイントロをもつ「Omoide In My Head」が入ったアルバム。
The Replacements「Sorry Ma,Forgot to Take Out the Trash」
 初期衝動をそのまま音にした感じが潔くて気持ちよくて、むしゃくしゃしたときに聴くとスカッとする。メロディも最高にいい。
The Smashing Pumpkins「Mellon Collie and the Infinite Sadness」
 大学受験勉強のおともだった。
The Who「Who's Next」
 「Won't Get Fooled Again」がとにかく好き。
X Japan「Jealousy」
 ジャケットと音楽のインパクトが中学の時に衝撃的だった。パンクを知ってから初期「Vanishing Vision」(中学生には手に取りづらいジャケット)の良さにも気づいた。
きゃりーぱみゅぱみゅ「もしもし原宿」
 かわいい世界へようこそ!最高にハッピーな気持ちになれるアルバム。
くるり「TOWER OF MUSIC LOVER」
 地元に戻ってきてからしばらくの間、よく聴いた。
椎名林檎「無罪モラトリアム」
 このアルバムと「勝訴ストリップ」が出た頃の椎名林檎が大好きすぎて、結婚したいと本気で思う、そんな人々の一人だった。
中村一義「ERA」
 地元に戻ってきてからしばらくの間、よく聴いたVol.2。
森高千里「Taiyo」
 高校受験のいやし。明治チョコレートのCMをやっていてグッズが欲しくてたくさんチョコを食べた記憶が。江口洋介、にくかったなぁ。
矢川葵「See the Light EP」
 最推し。かわいいのにしゃべるとやわらかい関西弁のギャップもいい。今は昭和アイドルソングのカバーやNight TempoさんプロデュースのFANCYLABOとして活動中。